ポイント

  1. 介護保険の利用者数が最大のサービス
  2. 民間企業でも比較的容易に参入が可能な介護施設
  3. 利用者にとっては日々の楽しみとなっている

デイサービスは正式名称「通所介護サービス」のことで、2016年現在訪問介護を抜いて利用者数がトップである介護サービスです。
事業者も社会福祉施設である必要がない、民家の改修で登録ができるなどの理由から参入が相次ぎ、小規模デイサービス(以降「小規模デイ」)においては18年度の制度制定時に比べて倍以上の施設が存在しています。

では、デイサービスとはいったいどんな方が利用できるサービスなのでしょうか?
そしてそのメリットは何なのかについて以下にまとめました。

デイサービスを利用できる人

デイサービスを利用できるのは要介護認定を受けた方です。

要支援の方も利用できますが、予防介護ということになり月額で固定の介護報酬かつ制度として月に何度までという規定がないため施設によって回数がまちまちとなります。

介護保険の適用を受けない(実費)のであれば、この限りではありません。
ただし施設によって受け入れ可否の違いはあります。

デイサービスはどういうサービスなのか

デイサービスは自宅で介護を受けている方に対して、日中の介護を請け負うサービスです。
自宅までの送迎がついているのが基本となっています。

もともとは老人福祉法によって誕生したものですが、介護保険制度の開始に伴い、介護サービスとして確立されました。

利用者の食事や排せつ、入浴といった介護を小規模デイであれば民家を改造した施設で行います。
特に利用者にとっては外出の機会となるため、デイサービスの利用を楽しみにしている方も多く、その存在の重要さがわかります。

また、介護者にとっても日中の手が空くことから、積極的に利用することで自宅での介護の負担を上手に下げていくことが可能です。

デイサービスの費用の目安

デイサービスの利用料金は要介護度と時間、施設の規模によって異なります。
また、機能訓練や入浴介助には別途費用がかかり、食事代やその他日用品などは自費負担となります。

小規模型デイサービスの介護サービスにかかる費用(1回あたり/1割負担)の目安は以下のとおり。

3~5時間 5~7時間 7~9時間
要介護1 426円 641円 735円
要介護2 488円 757円 868円
要介護3 552円 874円 1,006円
要介護4 614円 990円 1,144円
要介護5 678円 1,107円 1,281円

表は地区単価10円で計算、1回あたりの金額の目安です。
9時間以降は介護状態、施設規模に関わらず1時間50円ずつの加算となります。

例としてある施設での機能訓練費用や食費については以下のとおりです。

機能訓練加算 27円
入浴介助加算 50円
食費(昼食) 700円
娯楽費 50円

他にも日用品の購入代金や理美容代などが実費として請求される可能性もあります。

デイサービスのメリット・デメリット

デイサービス利用のメリットは上にも挙げたとおり、利用者にとっての楽しみが一番かもしれません。

要介護状態になり、自宅での介護を受けているとどうしても外出が減ってしまいがちです。
そこへ送迎付きで外出の機会が得られ、同年代の方たちと過ごせるデイサービスへ行けることが楽しみであるという方も少なくありません。

また、最大14時間まで対応していることから、9時から23時までの受け入れも可能となっており、日中の介護が難しい家族にとってはとても助かる存在と言えます。
17時から翌朝9時までというお泊りデイも増えています。

デメリットとしては、施設や人員配置の基準が低く、介護報酬が高かった背景から民間企業の参入が相次いだため、質の低いデイサービスにあたる可能性があることが挙げられます。
介護報酬の引き下げなど経営が難しくなっている昨今ではそういった懸念は薄くなってはいるものの、未だに事故などの報告があるのも事実です。

デイサービスで働いている人

デイサービスで従事する介護職は以下のとおり。

とくに1日の利用定員が18人以下である小規模デイにおいては看護師は配置基準に含まれないため、この限りではありません。