ポイント

  1. 在宅でリハビリテーションを受けられるサービス
  2. 機能維持や改善での在宅療養の継続が目的
  3. 3カ月ごとに主治医の診断が必要

訪問リハビリテーションは在宅でのリハビリテーションを提供するサービスとなります。
現在の政府、介護保険の向いている方向は在宅(施設になるべく入居しない)かつ自立支援となっており、リハビリテーションはとても重要視されています。

そのため、サービス利用回数や報酬の見直しなどが図られることで、訪問リハビリテーションの施設数も年々増えています。

では、訪問リハビリテーションとはいったいどんな方が利用できるサービスなのでしょうか?
そしてそのメリットは何なのかについて以下にまとめました。

訪問リハビリテーションを利用できる人

訪問リハビリテーションを利用できるのは、要介護認定を受けている方かつ医師によって在宅でのリハビリをするよう診断を受けている方です。

高齢者の場合、ちょっとした入院による筋力低下が著しく、病院ではバリアフリーな環境でのリハビリテーションが徹底されますが、いざ退院となった際に自宅は病院のような環境ではない場合がほとんどで、たとえば障害物による転倒、怪我とつながって再入院ということも考えられます。

そうならないためにも、退院後には在宅でのリハビリが欠かせませんが、たいていの場合自分の意思で積極的にリハビリを行おうとはならないものです。
そこで通所でのリハビリサービスを利用することもできますが、通所が難しいという人が訪問リハビリサービスを利用することになります。

また、3カ月ごとに主治医の診断必要であることから、ケアマネジャーや利用者本人に敬遠される傾向にあるのも事実です。

訪問リハビリテーションはどういうサービスなのか

訪問リハビリテーションは医療機関からの退院後、在宅での療養を継続させるために重要なサービスと考えられます。
医療機関のみが事業を行えるサービスです。

要介護者が年々増え続けている現代において、病院への入院や介護施設への入居は狭き門となりました。
できるかぎり在宅で、地域のサービスに支えられて生きていくというのが昨今の介護業界が推し進める形です。

訪問リハビリテーションでは理学療法士などリハビリテーション職員が、サービス受給者の自宅へ訪れリハビリテーションを提供します。
在宅での心身機能の向上や地域活動への参加を促すことで、状態維持や改善を目指していくことが目的です。

訪問リハビリテーションの費用の目安

訪問リハビリテーションは1回20分のサービスを1日に2~3回まで受けることが可能です。
サービス利用1回あたりの費用(1割負担)は要介護度によらず302円が基本です。

ただし、これは地区単価10円で計算した場合の金額なので、地域によっては異なります。

また、施設の基準や短期集中リハビリテーションの実施などで数十円~百数十円の加算があります。

訪問リハビリテーションのメリット・デメリット

訪問リハビリテーションのメリットは、在宅でリハビリが行えることに尽きます。
住み慣れた環境で行えるため利用者も安心することができますし、通う必要がないため外での危険や介護者の負担も少なくなります。

その反面、訪問リハビリテーションのデメリットとしては前述のとおり医師の診断が3カ月に1度必要な点で、利用者本人としても手間と感じることが少なくありません。
また、リハビリテーション機器が十分でないこともデメリットとして挙げられます。

訪問リハビリテーションで働いている人

訪問リハビリテーションに従事する人は以下のとおり

基本は医療機関や老健に勤めているリハビリ職員が対応することになります。