ポイント

  1. 介護職は資格がなくても働ける
  2. キャリアアップを目指すなら働きながらの資格取得も
  3. 無資格でも入社後の研修制度があれば安心

介護の仕事をしたいけれど、特別な資格が必要なんじゃないかと不安に思う方も多いと思います。
利用者の生活に深く関わる仕事なので難しい資格試験に合格した人でなければ就けないのではないかと思うのは当然かもしれません。

実際に介護職に就くためにはどんな資格が必要なのか、まとめました。

資格がなしでも働けるのかどうか

結論から先に書くと、介護職に就くために必要な資格というものはありません。
多くの介護職員が無資格で利用者の介助を行っているのが現状です。

求人情報を見ても、無資格、未経験での募集が多く出ているのを確認できるでしょう。

ではなぜ資格なしでも働けるのでしょうか。
その理由は、圧倒的な人手不足にあります。

介護業界は高齢化社会にある日本において、慢性的な人手不足が続いています。
今後、超高齢化社会を迎えるにあたって、さらなる人手不足も懸念されています。

介護ロボットの導入などによって人手不足がある程度は解消すると言われていますが、どうしても人の手でやらなければならない部分というのも多く、まだまだ人手不足の状況は続くと思われます。

ただ、いくら人手不足だからといってなんでもかんでも仕事を任せてもらえるというわけではありません。
有資格者でなければできない仕事もたくさんあり、無資格者はそれ以外の単純な作業要員として欲されているということ。

そのため、希望する仕事に就きたい場合には資格取得を目指していくことになるでしょう。
また、有資格者には手当がでることもあるので、高賃金を得るためにゆくゆくは資格を取得した方がよいですね。

たとえ無資格、未経験で採用してもらえたとしても、いきなり現場に出るのは不安があると思います。
無資格、未経験で雇用した方には現場に出す前に介護職員初任者研修を修了させるといった制度が設けられている職場もあり、これも無資格、未経験でも就職できる理由の一つと言えるかもしれません。

資格取得を目指しながら働いている人も

介護の資格のほとんどが受験資格に実務経験を必要としています。
たとえばケアマネジャーなら実務経験が最低でも5年は必要です。

ということは、必然的に働きながら資格取得に向けての勉強も両立させていくことになります。

現場での仕事が忙しくて両立できないという方もいますが、管理職を目指すキャリアパスを描いている方のほとんどが仕事をしながら資格取得に向けての勉強もしています。資格を取得したいと考えているのであれば両立するための工夫も必要と言えます。

介護職においては資格取得に向けての勉強がそのまま現場に生かされますので、無資格で就職した方も働きながら資格取得を目指すことでどんどんスキルアップに繋がっていきます。

また、前述のとおり今後も人手不足問題に悩まされていく業界なので、必ずしも資格取得を目指さなければならないというわけではありません。
体力に自信があり、自身が高齢になっても直接利用者の介助を行う仕事を続けたいという方は無資格のままという選択肢もあります。

実際に無資格、未経験で募集しているところはどれくらい多いか?

では実際に無資格、未経験で募集している事業所はどれぐらいあるのでしょうか。

ある求人サイトによれば全体の求人情報の30%が「無資格OK」となっていました。
ただし、「申込み段階では無資格でもよいが、採用後に介護職員初任者研修を修了させること」という条件付きでの雇用になる場合もあるので、応募前には募集要項をよく確認しておく必要があります。

無資格、未経験での募集を探すには求人情報サイトを活用するのが便利です。
「無資格OK」といった検索条件がありますので、この条件かつ自分の働きたい場所で検索すれば必ず見つかると言っても過言ではありません。