ポイント

  1. 介護職にも休日はある
  2. サービス業なので基本的に土日出勤であることが多い
  3. ライフスタイルに合わせた職場を選べるのが大切

介護業界の圧倒的な人手不足から、「介護職は休日がないんじゃないか?」と思う方もいるかもしれません。

実際には介護職にもきちんと休日はあります。
ただし、介護職とひとくくりには考えられず、各職場の形態や雇用形態によって違ってくるものです。

介護業界の休日についてまとめました。

介護職の休日

介護職に関わらず、すべての職場は労働基準法によって「週に1日の休日または4週に4日以上の休日」が与えられることになっています。
1年は51週なので、少なくとも年間休日51日はかならずあるはずで、この休日すら得られないようであれば労働基準法に違反していることになります。

さて、私たちは社会人になるまでの間、基本的に土日祝日が休日という感覚で生きてきました。
そのため、土日と祝日に休めることが当たり前かのような感覚がある人も多いかと思われます。

実際は土日や祝日に遊びに行った先で働いているサービス業の人たちは土日休みではありません。
基本的にはシフト制で「一カ月で何日の休日」というものになり、土日に休める日もあればそうでない日もあります。

介護職も職場によっては24時間365日利用者の方と接しなければならないサービス業となるため、土日休みでない可能性が高いです。

職場による違い

職場ごとの傾向は以下のとおり。

職場 土日祝の状況
特養や老健、グループホームなど 土日祝も出勤
訪問介護サービス 基本的に土日祝も出勤
デイサービス 土日祝休みのところも

特養や老健、グループホームといった、利用者が寝泊まりしている施設であれば当然24時間365日の人手が必要となるので土日や祝日だからと言って休めません。

同様に訪問介護サービスでも土日は休めないことが多いです。
ただし、担当する利用者の家族が土日はサービスを必要としない場合には出勤しなくてよくなることも。
それでも事業所自体が土日休みになるわけではないので、他の利用者宅へ訪問することになるのが普通です。

デイサービスの中には土日に営業を行っていない事業所もあります。
事業所が営業していないのですから、土日が休みとなるわけです。
実際にはデイサービスの事業所も土日の運営を行わなければ成り立たないことも多いため、デイサービスなら必ず土日が休みというわけではない点に注意が必要です。

施設規模による違い

超高齢化社会に向けて多くの企業が介護事業に進出したこともあり、事業所には大小さまざまな施設が存在しています。
大手企業が他の業務と平行して介護事業を行っていることもあれば、個人経営で介護一本というところもあります。

個人経営だとどうしても大手に比べて制度が整わない傾向にあり、有給を取りづらいことや年間休日が少ないことがおこりがちです。
その反面、施設規模が小さいことで現場の意見が施設規模に反映されやすいなどのメリットもあるため一長一短と言える部分かもしれません。

契約形態によっての休日の違い

同じ職場でも契約形態によって休日が違うこともありえます。
たとえばパート契約や派遣契約で「月曜日~金曜日のみ出勤」といったような契約での雇用であれば土日出勤は基本的にないなどです。

ただし、こういった例は極めて稀で、基本的には事業所の営業形態に合わせての勤務となると思った方がよいでしょう。

自分のライフスタイルに合わせて働く

社会人として仕事をしていくうえで、土日祝日が休みであるということはそこまで重要ではありません。
大切なのは自分のライフスタイルに合っているかどうか、ということ。

もし友達がみんな土日休みの職場で働いていて、自分だけ土日に休めないなどであれば、遊びに行くお誘いがあってもなかなか合わせることが難しくなります。
その職場で働くことで友達との関係が希薄になってしまいそうであれば、休みの日を合わせられやすい職場への就職が避けられないでしょう。

逆に土日祝日に出勤をするということは平日が休みになるため、それによって得られるメリットというのも存在しています。
たとえば普段混雑する観光地や買い物でも比較的空いている日に行けるなどです。
人混みが苦手という人にとっては、平日の休みを一度体験すると土日の休みでは満足できなくなってしまうほど。

これから自分が働くにあたって、職場だけでなくオフの生活も考慮した「自分がどんなライフスタイルで働きたいのか」に合わせた職場を探すことが重要です。