ポイント

  1. 夜勤専任の募集はパート、契約社員がほとんど
  2. 人がやりたがらないので賃金高め
  3. 一人で多くの利用者を担当することも

介護や医療の現場には基本的に「定休日」はありません。
利用者にいつ何が起きるかはわかりませんので、24時間365日稼働しているのが普通です。
(デイサービスなどは除く)

そうなると必然的に夜中にも働き手が必要となってきます。

介護職における夜勤の仕事はどういったものなのでしょうか。
勤務形態やメリットやデメリットなどをまとめました。

夜勤の勤務時間と雇用形態

夜勤とは夜間に勤務することを指しています。
基本的に日中に勤務する人が定時に退勤したあとの時間を引き継いで、翌朝までを担当するものです。

そのため、勤務時間は夕方の17時ごろからというものが多く、遅ければ明朝の10時ごろまで勤務することになります。

単純に時間だけで計算すると17時間勤務ということでビックリするかもしれません。
ですが、実は夜勤の特長として、勤務時間の途中で長い休憩(4時間程度)に入れるようになっているため、実働で言うともう少し短めです。

それでも17時間中4時間休憩なので「実質13時間勤務」と思うととてもハードな印象を受けますね。
ただし、休憩時間に仮眠が取れることを考えると6.5時間×2日分とも考えられるので、捉え方の問題かもしれません。

こういった勤務時間形態である夜勤のお仕事ですが、雇用形態としては2種類考えられます。

1つめは通常の日勤職員として雇用され、場合によって夜勤を行うというもの。
もう1つは夜勤の専任スタッフとしての雇用です。

前者の場合は正社員としての雇用となりますが、後者は時給、日給でのパートまたは契約社員扱いとなることが多いです。

夜勤で行う仕事内容・夜勤の募集がある職場

介護の現場で夜勤の募集があるのは、利用者が入居している、または宿泊する予定のある施設ということになります。
具体的には特養グループホーム小規模多機能型居宅介護お泊りデイサービスなど。

また、宿泊せずとも夜間対応型訪問介護などのように夜に人手が必要となる施設も募集を行っています。

仕事内容としては利用者の夜間見回りと、夜間の介護業務になります。
夕飯、朝食の介助、夜間の排泄介助、宿泊者の体位変換などが主な業務です。

施設によって異なりますが、日勤とは違い一人で多くの利用者を担当することも。
ただ、利用者にとっても基本的に夜間は寝る時間ですので、夜勤の仕事が見回りメインとなる職場もあります。

夜勤のメリット・デメリット

夜勤で働くメリットは主に給与が高いことが挙げられます。
必要な仕事にもかかわらず、人がやりたがらない仕事なので、夜勤手当がつくことにより必然的に賃金が高くなります。

夜勤専任の場合は日給での支払いとなりますが、1.5万円~2.5万円という募集が多いです。
中には3万円を超える職場もあるので、少ない勤務日数で多くの賃金を得られるのは魅力的と言えますね。

また、日中に空き時間ができるというメリットもあります。
たとえば役所へ出向く用事があった時など、平日の昼間に時間が作れるのは便利です。
その他にもショッピングや遊びにでかける際に人が少ない時間を狙うことができるので充実したオフを過ごしやすいのも魅力です。

夜勤専任のデメリットとしては雇用形態が正社員でないことがあげられます。
ただし正社員でなくとも昇給を考慮して貰える職場がほとんどですし、もし契約期間が終了してしまったとしても万年人手不足の介護業界で再就職に困るということは基本的にありえません。

また、昼夜逆転生活になるということもデメリットの一つに挙げられます。
人は朝起きて夜眠るというように遺伝子にプログラムされているそうで、このバランスが崩れることは体に悪影響を及ぼす可能性があります。

こういったことから、夜勤は短期間で多くの賃金を得るために一時的に選択するというのが正解と言えるかもしれません。