ポイント

  1. 一般の介護職の人は平均1時間程度の残業をしている
  2. 残業をすることはあなたにとっても事業所にとってもマイナス
  3. 残業のない職場もある!

現在、介護職で働いていて残業の多さに悩まされているという方も多いのではないでしょうか。
特に意味のない残業や残業代が出ないサービス残業などは苦痛でしかありません。

実際に一般の介護職での残業時間はどれぐらいなのか。
そして残業のない現場は存在するのかについて説明します。

実際に一般の介護職の人はどれくらい残業しているのか

公益財団法人「介護労働安定センター」の調査によると、平成26年度における介護職として働く正規職員の一週間あたりの残業時間は「残業無し」の回答が47.5%、「5時間未満」の回答が24.7%となっており、全体の7割強が1日1時間程度の残業(または残業無し)で収まっているという結果が出ていました。

現在残業に悩まされている方からすると、同じ介護業界においてここまで残業に悩まされていない人が多いのかと驚かれたのではないでしょうか。

非正規職員の場合は「残業無し」が68.9%、「5時間未満」が16.2%と、実に全体の8割強が少ない残業時間で働いています。

その反面、一週間の残業時間が20時間超と回答している方も少なからずいて、施設や職種によって残業時間に対する認識の差が激しいことを物語っています。

残業をすることの問題点

所得が少ない人の中には、残業手当を目的にどんどん残業して月収を増やそうという人もいると思います。
ですが、残業というのはあなたにとっても事業所にとっても、あまり良いものではありません。

残業というのは既定の時間内に仕事が終わらなかったことを意味しますので、場合によってはあなたの評価を下げることに繋がります。
また、事業所としても既定の時間内に仕事が終わる前提で人件費の予算組をしていますので、あまりにも残業が多い職場であれば経営戦略を練り直さなければなりません。

単純に残業手当を目的として無駄に残業している方は、その残業時間と残業代が将来のためになっていないことを自覚した方がよいでしょう。
残業しないように仕事を切り上げて資格取得の勉強をした方が将来性があります。

もしも事業所側から残業を強いられているのであれば、上長に仕事の割り振りの見直しを求めるか、転職を考えることをオススメします。

中にはサービス残業をさせられる職場も存在しますが、これはもう論外です。
働いた分の賃金がもらえることは労働者の権利ですので屈してはいけません。

そもそもサービス残業を強要するような施設ではすでに経営がうまくいっていないことも考えられます。
サービス残業に耐えて頑張ることが、はたして事業所や利用者、一緒に働く同僚のためになっているかどうかを考え直してみてください。

残業のない介護の現場はあるのか

前述の通り、残業のない職場というのは存在しています。

ただし、全く残業がないというのは難しいかもしれません。
退勤時間になったからといってそれまでやっていた仕事を途中で切り上げることができない場合も多いからです。

特に利用者と直接接する仕事をしている人であれば、臨機応変な対応が求められるのは仕方がないことです。
これは介護業界に限った話ではありません。

重要なのは、残業があったとしてもきちんと意味のある残業であること。
闇雲に「先輩が居残っているから自分の残業しなければならない」というような場合や、あなたにばかり仕事が押し付けられているような状況というのは異常です。

今一度、自分が置かれている環境がおかしくないかを客観的に判断し、求人サイトを活用することで幅広く「残業の無い、または残業時間が少ない職場」への転職を考えるようにしていきましょう。