ポイント

  1. 介護職で悩みを抱えているのはあなただけじゃない
  2. 体力面や待遇面、人間関係で悩んでいる人は多い
  3. 悩みは職場を変えることで解決できる

介護の現場で働いていると、抱える悩みも一つや二つではないと思います。
あなた以外の方がどんな悩みを抱えているのか知ると、少しは気持ちが楽になるかもしれません。

多くの人が抱える悩みについてまとめました。

とにかく仕事がきつい

介護の仕事と言えばキツい、汚い、危険、給料が安いの4Kと言われていますね。
キツいといってもいろいろあって、人それぞれ感じる部分は違うと思います。

介護は思った以上に体力を使う仕事なので、腰痛を患ってしまう方が多いです。
そんな中、利用者の介助を行うのは体力的にキツいものです。

体力は今後、衰えることはあっても成長することはまずありませんから、将来を考えてもキツいと感じてしまいますね。

やっていくうちに慣れると言われていた汚物の処理も、何年も続けていても苦手という方も多いです。
そもそも汚物は人間の本能として嫌悪するものですから、多少は慣れたとしても嫌なものは嫌だと感じてしまうのは仕方ないことです。

そういった介護に関することだけでなく、利用者の高慢な態度や暴力などに辟易としている方も多いでしょう。
時代のせいというのもありますが、高齢者はどうしても高圧的になりがちですし、そのうえ自分の体が思うように動かないことなどへの苛立ちも感じています。
利用者は神様だと教えている施設もあるようですが、暴力に屈しなければいけないというのはおかしな話だと思います。

給与が割に合わない

介護職は一般的に賃金が低いと言われていますが、中には賃金が高いという方もいます。
実際に介護の平均賃金を見てみると、たしかに高くはありませんが、他の職種と比べた時にそれほど低くもないということに気づかされると思います。

ではなぜ「賃金が低い」という印象があるのかというと、仕事内容に対して賃金が割に合わないということが挙げられるのではないでしょうか。

介護業界は介護保険から賄われる介護報酬が職員の給与の財源となっています。
財源の上限が決まっている関係上、サービスを必要以上に提供することで施設の利益が増やすというようなことができません。

施設の利益が増えなければ、必然的に職員の給与に反映させることも難しく、過酷な仕事をさせたとしても支払える給与を上げることには繋げられないわけです。

そのため、「こんなに忙しいのに、給与が低い」と感じている方が多いわけです。

生活が不規則

介護の職について、初めて昼夜逆転生活を送ったという人も多いのではないでしょうか。

私達は生まれてからずっと朝起きて夜に寝るという生活を繰り返してきました。
24時間体制での介護が必要な現場では、夜に起きて昼に寝るという生活になってしまうこともしばしば。

実は人間の体は朝起きて夜に寝るようにプログラムされています。
そのため、本来は睡眠時間に分泌されるはずのホルモンが、起きているがゆえに分泌されないといったことがあり得ます。

こういった生活が続くと肌荒れだったり生理不順だったり、体調を崩す原因を作りかねません。

また、学生時代は同じような生活をして同じように遊んでいた友人や家族との時間もすれ違いだします。
せっかくの休みも他の人の休みと合わないことになり、結局は一人で過ごすようになってしまいがち。

これは介護の仕事だけでなく、24時間サービスを行う企業で働いている人ならみんなが感じている悩みだと言えます。

キャリアパスが見えない

介護職は業界の歴史が浅いため、まだまだ業界が成熟しきっていません。
そのため、能力が低くとも年功序列で管理職になっている人がいるなど、キャリアに関する問題も多く抱えています。

職場によっては明確なキャリアパスを描けないということもあるでしょう。

「このままいつまで腰痛を患いながら介助を続けていくんだろう・・・」
「いつになったら生活に余裕が出るだけの給与を貰えるだろう・・・」

こういった悩みを抱えている方が多い業界であるとも言えます。

職場の人間関係が最悪

職場によっては「長く働いてきたから偉い」と勘違いしているお局様がいるところも多いです。

こうしたお局様は自分の気に入らない人が入ってくると必要以上のプレッシャーを与えて退職させようとしてきます。
その結果、業界の離職、転職率は上がることになりますし、人が育たないので業界全体の質が下がることにも繋がっているんですね。

そういった業界構造であるため、新しく入社してくる人が無資格、未経験であることなど日常茶飯事で、使えないだけならまだしも人間的に問題があるような人だったなんてことも珍しくありません。

それでも今の職場、続けますか?

もし、あなたがこれらの悩みを抱えていたとして、それでも今の職場で働き続けることは得策でしょうか。

業界の悩みではなく、職場固有の悩みなのであれば、同業界の他の職場への転職をオススメします。
幸い介護業界は深刻な人材不足なので、今の職場を辞めたからといって他の職場で就職しづらいなんてことがありません。

逆に考えれば、自分にピッタリな職場を見つけるのに適した時期であるともいえるわけです。

そうではなくて業界そのものに対しての悩みなのであれば、他業種への転職の準備も進めるべきでしょう。
介護業界から他業種への転職に関してはこちらを参考にしてみてください。
職場の人間関係に耐えられない!介護職からの転職で得すること、損すること