ポイント

  1. 普通運転免許だけで介護に携われる
  2. 施設と自宅を安全に結ぶ仕事
  3. 副業・定年退職後の仕事として向いている


介護施設、とくに通所介護・デイサービスなどの施設においては利用者の送迎を担当する送迎ドライバーは重要な役割となります。
介護職員が兼任する場合もありますが、介護職員の疲労によって注意不足になりおきる事故が後を絶たず、専属の介護送迎ドライバーを設置するよう指導がなされています。

介護送迎ドライバーの仕事内容、給与や職場、求められていること、介護送迎ドライバーになるために必要なことについてまとめました。

介護送迎ドライバーの仕事内容

介護送迎ドライバーの仕事は、介護利用者の自宅から介護施設までの送り迎えになります。

施設によって異なりますが、一般的に送迎者には介護職員が同行することになりますので、利用者を介助する等は仕事の範囲外となり、あくまで車を運転して送迎することのみが仕事だと言えます。

とはいえ、利用者の気持ちを考えれば、たとえドライバーさんであっても優しく接してくれることに越したことはありません。
利用者や同乗の介護職員とのコミュニケーションも仕事の一つとなってくるでしょう。

また、普段運転することが大好きな人だったとしても、「介護利用者が乗っている」ということを意識して安全運転を常に心がける必要があります。

介護送迎ドライバーの職場

介護送迎ドライバーの職場は、介護送迎車と施設、介護利用者の自宅です。

朝早くに介護施設へ出勤し、介護利用者宅へ迎えにあがります。
利用者を施設まで届けたら朝の仕事は終了で、次は夕方の送り届けが仕事になります。

送迎を利用者宅の玄関先までとするか、それとも利用者宅内までとするかは施設の方針によって違うので、就職の際には職場環境を知るという意味でも事前に確認をしておきたいところです。

介護送迎ドライバーの給与

介護送迎ドライバーの求人は、基本的に正社員での募集はないと思った方がよいでしょう。

朝晩の送迎が主な仕事なので、間に空き時間ができてしまうことからも、送迎ドライバーだけの仕事で正社員として雇うには施設側も採算が合わないわけですね。

そのため、アルバイト・パートでの募集となります。

だいたい時給800円~1,000円といった所で、1日朝2時間、夕方2時間の計4時間。
土日は施設が休みというところも多く、週5日の出勤と考えると月20日勤務で月給8万円程度です。

そのため、専業として就業されている方は少なく、他の仕事の副業としてドライバーを行うか、ドライバー派遣会社からの派遣社員として就業されている方が多いです。
他にも定年退職後にのんびりと仕事をしたい方などが多いですが、場合によっては介助を手伝うこともあり、力仕事なので若い人も重宝されています。

介護送迎ドライバーになるには

介護送迎ドライバーになるためには、運転免許が必要です。
と言っても、タクシードライバーなどに求められる二種免許である必要はありません。
これは、利用者から直接料金を頂戴して送迎しているわけではなく、あくまで介護施設に付属するドライバーという位置づけのためです。

そのため第一種普通運転免許があれば問題ありません。

また、施設によって異なりますが、だいたいの場合「AT可」となっています。
オートマ車両が増えた現代においてAT限定免許を取得する人も多くなっていますね。
そんな方でも応募できる、ハードルの低い運転手業だと言えます。

また、介護の現場なので、介護関係の資格が必要じゃないかと思われがちですが、あくまで仕事は送迎の運転であることを考えても、介護の資格が特別必要なことはありません
ただし、施設によっては介護職員の同行をなくして一人で送迎をさせる場合があり、その時には運転手自身に介護系の資格が求められるようになります。